9月始めの週が始まった。
予定では2名の少人数日だったがマダムIが欠席の連絡。と思いきや
マダムYが空いているかと連絡あり、つづいてTさん、Iさんも来た。
新会員Sさんが今日入会して初仕事。モチーフのバラの造花を花瓶に
さしてもって来られた。
とつぜんマダムTが浅草に行ってきたといって雷おこしをもって来てくれた。
今回の実行委員長をつとめてくれたKさんも来てアトリエは賑わった。
こんなハプニングは大歓迎である。
みんなが引けたアトリエの窓辺から秋の涼風が肌を流れて心地よく、
義姉からいただいたMDから菩提樹の曲が流れうっとりと、
開けたへージは漱石の「二百十日」。
「草枕」をひと月かけて読み終える。
主人公が絵描きだから人物描写や表現がとてもよく理解でき面白い。
”絵など描けません”ないという人に、”花が美しいと思えばもうそれで絵描
きだ”とか、”そんなに何日も描かないなんてつまりませんわ””何日も描かず
にさまよっていても充実した気分でつまるんです”なんて表現など実にうまい
と思う。
福田首相が辞任。
いきつくところに行き着いたという感じ。
いつ国民主権の政治が始まるのか。