わたしの自慢の一つに
センセーやってたとき、生徒や卒業生たちに恵まれとても充実した仕事が出来
たことの他に、そのときの父母たちともいまもお付き合いがあることだ。昨日今日
とその父母たちに誘われ箱根は仙石原に行って来た。
もう卒業して20年近くになるのだが、H君は陸上部の部長をしていたのだがいま
はホテルニューオータニのイタリアンレストランでシェフ一筋を貫抜いている。
K君は退学寸前になった猛者だったが、見込まれていまやある企業の営業次長。
まだ40前の若さだ。Sさんは遅刻の常習で家庭訪問をしたことがあるお嬢さんだ
ったが一念奮起、次の学期からは卒業まで皆勤を貫いた根性の持ち主。いまは
単身アメリカの大学を卒業しデザイン関係の仕事で生活しているという。
その3組の父母との旅行であった。
Y君は中学校のときの卒業生。昔のブログにも登場したことのあるY君とは一杯の
かつ丼を食べさせた(わたしは覚えていないのだが)縁でいまだにそのときの思い
を忘れず毎月わたしを食事に誘ってご馳走をするのだ。
きょうまた電話で誘われイタリアンのご馳走にあずかった。一滴の水を大海にして
返しているY。済まないことである。感謝である。ありがたいことである。
(野鳥のお宿 仙石原)
(姫紗羅 ツバキ科 樹齢250年 仙石原)