「特記事項なし」というゴムの判子があった。便利な判子でこれを押しておけば空欄は埋まるのである。押さないと記載漏れになって不備とみなされ書類の完成とはならない。自分の晩年をどう生きたのか、それを記録してみようとしてこのブログを始めたのだが・・・・きょうはまさにこの「特記事項なし」といった日に思えたのである。
ほんとにそうかと自分に質してみたのだが・・・・・情けない日を過ごしたかに見えたこのきょう一日が、実はかけがえのない貴重な日でもあったのだなと気がつくのである。。絵が描けないと涙を流す友がいる。敬老の日、じーじ長生きしてねと言いに来てくれる孫がいる。ご飯作って健康を気遣ってくれる妻がい、世界中の関係者が北の国を諌めようと努力し、東の大国のボスに戦争を思いとどまらせようと世界中が努力している。
どさくさに紛れて国会解散して疑惑をうやむやにしようとする悪代官に、そうはさせじと大運動を起こし始めた市民がいる。そんな激動する社会の中の、平和的な一日であったことに気づく。「特記事項なし」では全く申し訳が立たないですね。