なにかとせわしい年の瀬に、アトリエで悠々とキャンバスに立ち向かっているマダムたちがいる。忙しいさなかであるのに、時間を作り自身のこころと感性をよびおこし、創作活動をしている姿・・・・すばらしいです。ますます輝く人生にバンザイです。
最年長のマダムNがついにアトリエ離脱か。娘さんのKちゃんが「すっかり描く意欲を喪失しているみたいだ。アトリエの外階段を昇れなくなった」という。ついにその日が来たのかもしれない。日々きょうが最後のアトリエかなーと見つめてきたのだが。きょうがその日になるのかと思うと感無量。97歳マダムN・・・まだ描けるぞ!
50年前の卒業生K君がアトリエに来る。たくさんの差し入れを持って。K君は高校3年間わたしが担任した生徒。奥さんとは同級生。2人が作ったカラスミと、干し柿にくるみとアーモンドをバターで和えて作った一品を携えて。有難いことです。