朝の芝刈りがこたえたかアトリエに着いたときにはひと休みしなきゃ描けない気分でした。銀座吉井画廊の創業者、吉井長三さんの本を読んでいた。ドアーが開いて現れたのはムッシュS。いないと思ってきたけど”センセ、居たー”とにっこり。わがアトリエ第1号の生徒さんで電気工事関係の社長さん。いつも仕事をしながら寸暇を見つけて描きに来る絵画大好きオジサンである。アトリエ展出品作「能登の夕陽」の額入れの相談だった。
アトリエ展もいよいよ大詰めでみなさん必死でしょう。アトリエのセンセ、出品作を完成させサインも入れたのだが・・・・なんとなくぴんと来ない。じっと見つめていると気がかりなところが見えてくる。またしても描き直しを決意。困ったことだがいつものことと結構平然と描き直しに入る。一日かけて描き上げ筆を置いたが、今回はじっくり構えていきたい。生徒さんに負けないよう最後まで踏ん張るつもりでいる。