病院の待合で安保法案国会中継を見る。この国を守ると言いながらアメリカと一緒に戦
争できる仕組みに変えようとあの手この手の顔、顔、顔。ほころびの顔。
夕刊、声の欄に元予科練特攻隊の記事に若者たちがボロ泣きしたという。「あなたがた
のように生きたかった」「若かったわれわれがデモ隊となっているような」と元予科練生。
このからだを修理して、戦争を少しは知っているものとして、いまを生きるものとして戦争
反対の行動を示したい。わたしたちの子孫に笑われないように示しをつけておきたい。
さあ、あすから新しい生活が始まるのだ。あらたな冒険の始まりだ。捨てるものは捨て新
たな人生を生きよう。スマートに、かっこよく、はつらつと情熱的に。あれ、いまと一緒?