油彩画を描きはじめてから40年近くなる。ここ10年ほどは水溶性の絵具アクリルを
使うことが多くなっている。コラージュを始めたころからか使い勝手がいい上にさまざ
まな画材の混合が可能なのがいい。あれこれとやって見たくなるものにとっては魅力
的な絵の具である。日本画の顔料とも相性がよく最近は日本画用の画材棚に買いに
行くことが多くなってきた。まさか自分が日本画の材料で絵を描くなんえ考えもしなか
ったこと。油彩には油彩の日本画には日本画の味があり、いずれも捨て難くおもしろい。
専門的な教育を受けていないものだから、全く手探り状態で描いてるが、それぞれに
面白い。だからだと思う、自分がこんなに夢中になってたくさん描いてしまうのは。ちっ
とも上達はしないのだがアトリエのみなさんのあれこれの相談にも乗れるからいい。
9月には箔の使い方の講習会に参加する予定で楽しみにしている。どこで自分の道を
見つけるのだろうか。だからあともう一回の人生を欲しいと思うのだが・・・・・