大和市展を観る。アトリエ仲間のムッシュSが出品。堂々とした作品でよい。
ご本人は賞を取りたかったかもしれないがそんなことはどうでもいいような出来だった。
受賞理由のコメントは理解できたがいかにもローカル的で納得できるものではなかった。
出品する必要ないものだった。絵画を追及している人たちへの評価ではない、初心者が
純粋に絵画に向き合っているいるかどうかが基準で芸術的な基準での審査ではなかった。
わが国の青年は未来への希望や楽しさを感じているものの率はは世界で最下位であった。
あのアメリカの青年たちでさえ80%以上あるというのに日本の青年層では60%台であった。
なにが日本の若者たちが未来への希望や楽しさをもてないのか本気になって考えていか
なければならない。未来への夢や希望を持てない青年たちは極めて不幸である。その
ような社会を許してきた大人たちは厳しく問われなければならな。だろう。
おれたちの子どものころは早く大人になりたいと思っていた。自由でかっこよくてたくましく
感じていた。結婚して家庭をつくってたくさんの楽しいことを夢見ていた。そしていつしか
大人になったときそれを獲得できていた社会があった。そんな社会の為政者たちがいた。
いまはどこをとってみても誇りを持てない社会になっている。大人たちはその責任を取ら
なければならない、のだろう。