美大の卒業制作展には美術関係者ばかりではなく画商さんが行って青田刈り
をしているということをある方のブログで知った。若い才能のある作家の芽を伸
ばすための援助は大いに結構だし大切なことかもしれない。どんどんそんな力
のある若い作家を世界に羽ばたかせたいと思う。
しかしそんな画商さんたちが私利私欲のために群がって儲けの道具にするとし
たら逆に若い才能をつぶしてしまうことになる。作家は売れる絵を描くことを強い
られるだろうしそのことによって潰れていくことになるのだろう。盆栽のように・・・
だれからも期待されず評価もされずにそのうちに描き終わっていく作家が多い
と思う。だれからも顧みられす脚光もあびずに終わる作家が多いのだろう。
だからこそ自由に好き勝手におもいっきり自己主張できるものが作れるのである。
青田買いではなくて落穂ひろいをするような画商さんがいてくれれ救われる作家
も多いだろうなー。村の一本杉のように・・・・・いつかでっかく育つだろう。
ミモザ