夭折した画家たちの多くは病死だがなかには自ら命を絶った者もいる。
芸術家や画家を目指して芸大に入ったが学徒動員で戦地に散った者も
いる。いずれもさぞや無念至極だったことだろう。描きたかっただろう。
若い時の作品にはエネルギーのほとばしる様がわかる。
若いうちから絵の道に進もうと決意出来た人たちのことをとてもうらやまし
く思う。小中学校時には周りに絵の好きな仲間はひとりもいなかった。そ
んな話もしたことはない。そんな仲間がいたらもしかして絵の道を選んだ
かもな。書道はずっとやってきた。自身もあった。大学の先生にも薦めら
れた。でも白と黒だけの世界をなぜか物足りなく感じてきていつしかスポ
ーツの道を選んでいた。
いまわたしの周りには美大を出た人たちが少なからずいる。その人たち
のことをすごく偉いと思う。そして羨ましく思う。夭折した画家たちはほん
の4~5年の制作期間だった。がその作品はいまでも多くの人々の感動
をよぶ。素晴らしい才能だったんだなー。オレには絵の才能はないかもし
れないが努力する才能は結構あるかもな。残りの時間すべて絵に専念し
よう。早世した彼らの分まで。
シューベルトを聞きながら
ベートーベンを聞きながら