二天一流の剣の道を極めるためには朝な夕なにその道を鍛錬すること。、
そして諸芸を知り、諸職を知ることとある。二天一流とは宮本武蔵の二刀流
のことを指すのだが有名な「五輪の書」の中でこうのように言っているのだ。
剣の道を究めるのに広く諸芸にもふれること、いろんな職業の道を知ること
も重要だと言っているのには驚いた。その他役にたたないことはするななど
9項目上げているのだが目からうろこである。
センセやってるころ生徒たちに親の職業調べをさせたことがある。その中で
世の中にこんなに多くの仕事があって、そのどれもが生きていく社会の中で
欠かすことができない大切なもので、大変な思いではたらいている親たちの
誰もがその中で”はたらく喜び”を持っていることに生徒たちは感激し親を見
直すのだがわたし自身が大切な勉強をさせられた時のことを思い出したの
である。このことを宮本武蔵は剣の道に生きながらそれを究めるのに諸職を
知ることの大切さをつかんだのである。すごいと思いませんか。諸芸を知る
いろんな芸の道を極めている人々の生き方からも学べというのである。
五輪の書は2回目を読んでいるところ。学ぶことが多いのだ~
シャンソンを聞きながら