寝床の中では安岡章太郎の「流離譚」を読んでいるが先日の新聞に
訃報が載っていて驚いた。数十年前に買った本だが読み始めた矢先
だったから。ご先祖四国の郷士について書かれているのだが・・・・・
その寝床には夏目漱石の全集のなか「彼岸過迄」も読みかけ中である。
読まないとなんか物足りなくて読むのだがそのくせ1~2ページ読むと
猛烈な睡魔が襲ってきて本を閉じると1分後の記憶が全くないほど即
眠りに陥っているようだ。それでも彼の文章を読まないと眠れない。
電車の中ではいま宮本武蔵「五輪書」魚住孝至著(角川文庫)を読ん
でいるのだが剣道修行の参考になるかと思って。なかなか感じられる
ところがあっておもしろい。千日の鍛と万日の錬をしなければ鍛錬にな
らないという。参ったなー。稽古嫌いな小生はギャッフンである。
アトリエにはマダムAが持ってきてくれた松本竣介がある。制作の合間に
よんでいる。変な癖で本を読んでいると制作が気になりだしたりしてじっ
くりと読み込めなかったりする。速度術なんてほんとにあるのかなーそん
な読み方ができる人をうらやましく思う。10分で1冊さっと読みたいもんだ。
だれか教えて・・・・・・
一日中制作。駄作ばっかし山のよう。
きょうの仕事場