卒業生のT子がアトリエに顔を見せた。彼女は精神科で作業療法士として
働いている。精神科医の立場から見て”おれはなに障害というのかねえ”と
聞いてみたらなんと”デリカシー障害”だと即答されてしまった。参った参っ
たである。さすがT子だ。
T子との会話の中でSさんが”エ!!体育の先生だったんですか”と驚きの
眼を向けられてしまった。アトリエで6年も付き合っているYさんまでが”そう!
!剣道してるのは知ってたけど体育のセンセやってたんですか!?とこれ
また驚かれてしまう始末。
自分でもおかしいなあと思うときがある。卒業生から見たらいまのわたしは
なんともまあおかしく見えるのだろうなあ。体育のセンセがアトリエで生徒さ
んに向かってあーでもないこーでもないと講釈たれ、教えたり文句言ってる
様を見たら不思議な光景なんだろうなー。
体育のセンセやってたことは仮の姿でありいまやっと本来の仕事につけた
のだと思っているわたしである。人生の中でいまが一番性に合った仕事を
生き方をしているのだ、と思っているのだが・・・・。デリカシー障害ねえ・・・