オレは恥かしい。こんなに老いぼれたとは思っていなかった。自分の年を考えるとびっくりしちゃうけど普段は考えてないから昔のまんまで仕事もする。スポーツでグロッキーになったことしょっちゅうだが絵を描いてグロッキーになるなんて初めてだな.別にそんなに一生懸命やらなくてもいいのだがどうしてそんなにやるのかなあ。朝は6時前に起きておにぎり頂いて、昼はコッペパンをいただいていままでの駄作をなんとか仕上げようとしたのである。準備したものは全部仕上げまでやらないときがすまないたちでアトリエの片づけを始めたのが午後7時。13時間ぶっとうしで描いていたのだ。今年は2度ほど死にそうになってしまった。はじめはあの暑さの中クーラーもつけずに3日間描き続けたときとそして今日である。いまやっと落ちついたがかみさんが話しかけてきても応える元気がない。少しほっといてくれ、なんて冷たい言葉を吐いてしまい妻を怒らせてしまった。個室に連続4回も入ってしゃがいんでいた。やっと落着いた感じ。こんなふうにして熱中症になって死んでしまうのかもな。
神様が きょうは俺から 離れない。
あさにぎり、昼はコッペを 頂いて 12時間も 描いていたとは
名月や オレのこころを 知りながら どしてそんなに つれないのかな
駄作