8月も中旬を過ぎたパリの街角には枯葉がたまりだす。そのくらい秋の始まりは早い。今年のパリプラージュ(セーヌの河畔に浜砂を敷き詰めビーチを作る)は震えるような寒さだったという。それに比べ日本はなんとなんと暑いこと。そんな中アトリエには午後7名の方が描きに来た。センセも入れるとあの狭い空間になんと8名がいるのだ。さすがのエアコンも窓際には届かない。みなさんよくがんばって描きました。正気のようでいても帰り際には”わたしのバックがない”と騒ぐ人もいたりして・・・・(犯人はムッシュSが間違えて持ち帰ったのである。)そうかと思えばハンガーには帽子が2個も掛かっていたり・・・・忘れものである。無理もないこのさ!!よく無事にお帰りあそばしたものである。
みなさんアトリエにいると描けるという。自宅での制作は集中できないがみんながいるとがんばれるし描く気が起きるというのだ。その気持ちよくわかる。図書館やカフェでの読書は結構はかどるが一人読書はなかなか読み進めるのがつらくなり眠くなる。みんなで描くというのはここに意味がある。8月のアトリエはものすごい活気だ。