昨夜の地震、震源は駿河湾という。けさ実家に電話してみたのだが、お店の棚から酒瓶が落ちて数本割れたという。甥の部屋は3FでゆれがおおきかったのかなんとTVが床に落っこちたという。3・11の時より大きい揺れだったみたいだ。恒例の静波海岸花火大会の見学も行くのを取りやめにしたがいつ大地震が起こっても不思議ではないというのだから元気も出ないわけだ。
この地球は借り物だといった人がいたがまさしくそんな感じのこの頃である。自然に対して野放図にならないで謙虚で控えめに、そして十分の備えを怠らず、進歩の速度もゆっくりと着実に地に足つけて慈しんで向き合っていかなければと思う。
中国の新幹線事故、翌日に列車を土に埋めてしまったという報道にあきれたがこうしたことも国策としてずっととやってきていたという。そんな中国のやり方を非難していたのだがわが国の原発事故だって国策として安全神話を振りまいてきたのだからおなじ病根を持っているのだな。戦争だって、水俣病だって、国策として推し進めてきて大変な犠牲者を生み出してきたのだからな。どうもこれからは国策に反対する立場で物事を判断していく方が正しいのかもしれないね。
大きいものより小さい物に、強いものより弱いものに、金持ちより貧しいほうに、権力のある者より無いものの方に、大勢より少数のほうに、光るものより光の無いものに、明るいとこより暗いところに、硬いものより柔なものほうに、真実があるのかもしれないなあ。