食べたものとか身内の話ほど興ざめなことはありませんがそれでも孫のことについてはやっぱりたまらなく可愛く思います。わが溺愛する孫のE君は幼稚園最後の運動会ということで見学に行きました。ちっちゃい可愛い子ども達がけなげに走ったり合奏したり踊ったりしてなんとも可愛いです。こんな子ども達があの大津波に流されていってしまったのかと思うとなんともやり切れません。存在している子どもたちの未来が輝けるような社会になっていることを祈るばかりです。
政治は4流、見るも情けない状態です。それを選んできたわれらの責任を問わないわけには行きません。こんな政治を選んできたわれらの民意の低さを悲しむばかりです。かけがえのない多くの命を失ったいままた「安全なら原発の再稼動もする」という首相の発言が信じられない気持ちでいます。人類が原子力を完全にコントロールできるまでにはまだ100年かかると思います。実際に原子力廃棄物を処理する場所がないという状態の中で稼動を続けるなんて信じられません。
中山個展(麻布)、蓮池展(日本橋)、新田コージ展(京橋)で観る。それぞれの絵画人生を見せてもらった。
それぞれの人生のあり方を感じている。まさにそれぞれの生き方、人生の有り様がもろにでてきていておそろしく思った。われはいかなる人生の生き方有り様を見せるのだろうか。それぞれの作品からそんなものを痛烈に感じた一日であった。
(新田コージ展・京橋2-8-5 6月25日まで(ギャラリーぴーた)