改装なったわが家のアトリエ。不十分だがかなりの空間が出来た。いままではずっとここで仕事をしていたのだが町田にアトリエを構えてからはわが家のアトリエはほとんど倉庫になってしまっていたのだ。
なんだか知らないが最後の仕事場を準備したくなったということかもしれない。意識的というよりも本能的なもので動くわれとしては自分の行く末が感覚でそう分かるのかもしれない。ということはこれからなにか己に異変が起きる?のかもしれないということか。
これから作品の整理を始めなくてはと思う。おびただしい数のキャンバス。スケッチブック。水彩・油彩・アクリル・工具類・用紙類。これから使うもの、不要なものとの仕分け。消却するものと保存しておきたいものの吟味。きょうはキャンバスの画布を木枠から外す作業をした。なるべく少なくしたいのだがそれがなかなかできないでいる。
これから第4のステージに入る感じでいる。いままでは夢中で生きてきた感じだがこれからのステージはうんと楽しめる感じでいるのだが果たしてどう展開していくのかな。絵画的な質もまだまだ変わると思うし自己完結させたいとも思う。後20年は描きまくりたいと思う。これから人生のクライマックスを迎えるのだ、と思う。
(空間のできたアトリエ)
〔はじめて描いた油彩画 1967年)
(隅田川には木材の貯木場がたくさんあった 朝潮橋から))
〔イーゼル会で絵を習い始めた頃のもの)