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「遅かった春がようやく東北にもやってきてくれました。いつもは葉桜で迎える娘の誕生日ですが今年は五分咲きでした。
三月十一日に起きた震災の際にはご心配をおかけしました。お電話いただいた以前にも何度か連絡を下さっていたこと、遠方から私達のことを気にかけてくださる方々がいらしたことを大石さんのブログで知り、涙が出る思いです。 こんなことが現実に起こるなんて・・・・ 大きな揺れの繰り返しも、ニュースで知る津波被害の映像も、原発事故も、全て作り話じゃないの?と頭のどこかで信じきれないまま、子供と家にこもってすごした毎日。避難指示が出たらすぐに動けるように、と玄関にリュックを置き、懐中電灯を枕元に寝ていました。ガソリンや食料品が市内で手に入らなくなり、新潟まで買出しに、出かけた週もありました。 あれから一ヶ月あまり。道路が復旧し、物資が入るよいうになり、子供達の学校も再開されました。以前同様とはいえないまでも、落ち着きを取り戻しました。 娘の通う小学校では、給水タンクを仮の設備で対処し、体育館は使えず、倒壊の危険のある隣の小学校の半 数の子供達は、〔270名)を空き教室に受け入れての新学期スタートになりました。いろいろと制約はありますが子供たちが毎日学校へ通える状況というのは本当にありがたいです。津波被害や原発事故の影響で、大変な苦労をされている人々がまだまだ沢山います。学校を再開したくとも出来ないところも多いのです。 今回の震災では、日本中から、世界中から、本当に沢山の人々から支援をいただきました。心配している、応援している、と、メッセージをいただきました。みなさんのあたたかい気持ちに後押しされて、これから長くかかるであろう道のりも、一歩ずつ進んでいける、と、被災地東北に暮らす一人として感謝しています。 本当に有難うございました。 今、一番考えていることは、これからの未来を生きる子どもたちにとって、安心して生活できる社会であって欲しいということです。原発事故は、考えてもいなかった恐ろしい事態を引き起こしました。目に見えない放射能汚染は、水に、大地に、海に、どんどん広がっています。住み慣れた土地から強制避難されられた多くの人がいます。どこまでは安全で、どこからは完全でないのか、数値ばかり示されてもよく分かりません。原発から50キロ以上離れた私達の地域でも、子供達の屋外での活動は当面休止とされています。普通に外で遊べる日がいつ来るのか、誰もはっきりとは答えてくれません。 原子力開発の問題は、一般人が解決策を出せるような簡単な物ではないことはよくわかります。大きく利害も絡むでしょうし。 ですが、一部の人々を犠牲にして(犠牲にするリスクも含めて)まで、押し進めてしまっていいものなのでしょうか。身近に恐怖を感じる立場になって初めて、真剣に考えるようになりました。 まだまだ余震もあり、気持ちが落着かない日もありますが、花開いた桜の木々を見るとほっとします。 花が、なぐさめになるって、本当ですね。 いろいろとご心配、本当に有難うございました。 またお会いできるのを楽しみに、がんばります。 (A) 」 安否がつかめなかったフランスでの仲間だったAさんからいただいたお手紙です。無断で掲載させていただきました。お許し下さい。
by laseine38
| 2011-04-24 21:14
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Comments(2)
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しーの
at 2011-04-27 12:52
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Aさんのお手紙拝見させて頂きました。FUKUSHIMAは海外でも知らない人がいない地名になってます。やはり地元の方々の心配は想像以上のようですね。落ち着きを取り戻してきているとはいえ、屋外活動ができない子供たちのことなど考えると、同じ年頃の子供のいる身としては切ないです。政府も風力発電など推進してきたけど、民間企業では採算が取れないため維持できないことも多かったようですが、これからは真のクリーンエネルギーに傾斜していくことでしょうね。子供達の時代にはムッシュ考案の代替エネルギーも現実化するかもしれないなあ。わが子たちも理系に行って研究してもらおうかな。
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1サンジェルマン
at 2011-04-28 20:04
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時々ブログ見ていますが素晴らしい生活をされていてとてもうらやましく思っています。今日が49日の法要とか、亡くなったりまだ行方が分からない子供たの笑顔の写真が切ないです。早く帰っておいでよ。
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