映画「ふたたび」を観た。
初日とあって有楽町スバル座に1時間前から列をなして待った。
舞台挨拶が行なわれるので全てに優先して出かけた。列の15番目く
らいに並んだ。財津一郎、佐川満夫、藤村俊二、犬塚弘など70才台
の役者に興味があったことと、JAZZやトランベットが全面に流れる
ことにみじかなものを感じたからである。
映画はハンセン病患者(らい病)を演じる財津は差別と偏見のなか、
60年も隔離病棟に入れられていたが完治し長男役陣内の家庭に一時
帰省。そこを抜け出し元のバンド仲間を訪ね歩くのだが、孫役の鈴木
恭二が付き添い感激の再開を果たしてゆくというストーリー。トランベット
をかじっていた関係で演奏の場面などとても感動した。渡辺貞夫が特別
出演をしてベースの犬塚ワンちゃんとの競演は本物を感じた。MINJI
という女優さんがきれいだった。
映画を終了し佐川を除く財津、藤村、犬塚3氏のコメントがたのしかった。
登亭でうな重を食らい、文藝春秋画廊で山崎修展、ためながでデュフィ展
をみる。
京橋商業高の30年前の生徒たちの同窓会に招かれ参加した。
”先生分かるわたし~”う~ん誰だ~わかんない・・・・ゴメンね”の連発。
話している内にもやが晴れるように昔の面影が蘇えってくる。”なんだ
おまえか~!!"って調子でなつかしい時間が瞬く間に過ぎる。みな47歳
になるという。人生の大変な中の真っ只中。もう少しの辛抱だぞ。このつぎ
は10年後という。もはや参加はできまいのう~。みんな元気でやれよ。
幹事のみなさん、そしてNくんありがとう。
アトリエ泊。
絵画展の最終点検を終える。
アトリエの整理。これからに向けて準備を始める。気合を入れて。
(競馬場 シャンティー クレヨン)