臨終の間際に閻魔大王様が地獄に落ちる前に今生の別れに好きな食べ物
を叶えさせてやるから三つ言ってみろ、と言われたらなんて言うのかなー。
まず真っ先に言うのは・・・・魚浅の刺身!!
それから・・・・・・・・・・・九州は佐賀県の小城羊羹
最後は・・・・・何にするかなー???箱根は大涌谷の温泉黒玉子まごかな。
それと美味しいフランスかイタリアのワインがあれば最高ー。これで〆よう。
なんつっても実家のおさしみがいいなー。はじめは皮付きのかつおの刺身。
あの歯ごたえと若干の臭味と鉄臭さがたまらない。親爺の造る刺身は旨かっ
たもんナー。それとまぐろの腹から摂れる醤油もつかないトロがいい。いわしと
イカも少々いただきたいところですな。
赤ワインの入ったグラスを片手に周囲が砂糖で白く固まった小城の羊羹を
楊枝にさして”ジャリッ”と食べるのもいいねえー。表木に包んで竹の皮にく
るんであるのが香りがあっていいねえ。できたら村岡製が好みである。
玉子はガキの頃からの好物で病気した時と遠足に行く時にしか口にできない
貴重品だったからその意識が今でも残っているからなのか卵を食べるときは
いつもありがたく美味しいなーと思うのです。
ついでながら・・・・もっと食わしてやろうと閻魔大王が言うならば
その次はカミサンのつくったマカロニグラタンかな・・・・鍋いっぱい平らげてし
まうくらい食うのである。やや焦げ目のあるほうがいいねえ。
つぎには・・・・上野御徒町のアメ横にある昇竜の焼き餃子を一皿頂きたいね。
ま、こんなところであきらめよう。そんなに食ったらほんとに死んでしまいそう
である。