サンテミリオンを知ったのは12・3年前だからまだ最近である。フランスに
行きたいと思い立ってまずは会話からとフランス語学校の門を叩いた。
先生はマダム・ジュブビエイブ。マン・ツー・マンで1年間お世話になった。
最後の日にプチカドーと言ってサンテミリオンのワインを頂いた。それが
きっかけでワインといったらサンテミリオンオンリーである。わたしの初個
展の時にはオープニングパーティで’95年物のサンテミリオンでやったく
らい一つ覚えのワインである。
サンテミリオンの村はとても小さくて町田市よりもはるかに狭い。この日村
がとても込み入ってるので運転手さんに聞いたら、なんでもこの村のボス
が死んだのだと言う。名前は忘れたがワインつーなら有名な人らしい。
いいものがあったら土産にでもしようとカーブにも立ち寄ったのだがなんと
マー値段の高いこと。ボルドーものなら2・30ユーロで買えるのだがサンテ
ミリオンとなると600ユーロ(7万円)でも並みの部類。なんでワインがこん
なに高いんだヨーとあきれるやら頭にくるやら・・・・結局買えなかったのだが
もう金輪際サンテミリオンなんて飲んでやるもんかと啖呵切ってきたのである。
夏の夜の サンテミリオン 影二つ
星の降る サンテミリオン 月の影
駄作