昨日とうって変わって静寂なアトリエではマダムNが黙々とシクラメンを描く。
ふたりでNさん手作りのスイートアップルポテトをいただく。素材のりんごと芋
だけでその他の甘味料を一切つかっていないという。あまりの美味しさに2切
れもいただいてしまった。
午後からはM・Nさんも来てシクラメンを描く。
アトリエのご近所に住んでいるMさんご夫婦の訪問を受けた。
前々からアトリエがとても気になっていたようで、それというのも郷里静岡で
子どものころ近所だったらしいのだ。2歳年少だったMさんはわたしのことを覚
えていてくれてあのころの私ではないかと確認したかったというのだ。
終戦直後だから小学生のころのことで、担任で敬愛していたM先生のお嬢さん
のNちゃんや、小生の初恋の人Tさんや、竹馬の友で生涯唯一の親友だった
力っちゃンの妹のTちゃんとは高校時代の友達だったというから驚いた。
なんという世間の狭さ、人のつながり妙、まさに奇遇である。
昔のあの家この家、あの人この人、靴屋さん、建具やさん、駄菓子屋さんと
お互いにみーんな分かり合った。懐かしい時間だった。
ガンバ大阪対マンユウとのサッカークラブ世界大会準決勝、素晴らしい試合
だった。5:3で敗れたがいい内容で終始目を離せない展開で試合が終わるの
が残念なくらいだった。こんないいサッカーの試合は初めて見る思いだった。
Nさん手作りのスイートポテト
Nさんのシクラメン
M・Nさんのシクラメン