多くの画家たちから刺激をもらい、影響を受けながらやってきた。そのなかにY氏もいて個展の案内を頂くたびに出かけている。パリのモンマルトルの画廊で彼の個展案内のポスターを観たときから注目をしてきた方である。どんな変化を見せてくれるか、どこまで進めたかなどなど興味深く見ている。きょう銀座壱番館でS氏の作品を観る。作品は以前より色の対比が強くそればかりが目立って味わいに欠けていた。まだまだ抜け切れていないと思った。価格がべらぼうに高くなっており、本当かと驚くと同時にどうしたんだろうと怪訝に思った。2枚のモノトーンが新鮮に見えた。がんばれSさん。
パリ時代の知人のマダムMの個展にいく。表参道のギャラリーにはパリの蚤の市で手に入れたアンテークものに手を加えて作られた数々のグッズが並べられていた。Mさんは奥村画伯の奥様だが画伯はとうに亡くなられている。ともに東京芸大の出身でMさんは手芸的な作品を並べて見せてくれた。きょうが最終日である。
大きなキャンバスを張ったらアトリエに置くとことが無くなって困っている。整理しなければと思いユニディ―にて電動丸鋸を購入。明日はバシバシ切り刻んでキャンバスを置くスペースを作らねば。大変だ大変だ。