他のことをしてから創作活動に入っても、まったく想像力がわかないことが分った。一日の一番いい時間を絵画の制作時間に使っていたのだが、そうすると他のことがまったくおろそかになって、いつもそんな日の繰り返しで、歯がゆい思いをしていた。この1週間、いままでの生活の仕方を変えてみた。午前中はいつも集中してできていない、読みかけの本を読み終わらせ、スケッチ旅行にいくその栞の原稿を作っていた。
昼飯を済ませ、そーれとばかりに制作に入ったのはいいのだが・・・・・あれれれ…なんだこりゃ・・・やることなすこと上手くいかず、どうも想像力が失せているらしく、描いても描いても先に進めないのだ。無理して進ませてもピッタッとはまる感じが来ないのだ。その上あーしようこうしようという描く情熱さえ失せている感じで、アイデアも緻密さも、やさしさも力強さも、挑戦する湧くような気持ちもなにも感じられないのである。それでは・・・・と結局地塗りを施して今日を終えたのである。
やはり職人は仕事を第一にしなけゃだめだな、と悟ったのである。
きょう出来なかったこと・・・散歩をする・休息をとる、が果たせなかった。
地塗りの一部