アトリエそれぞれの時間で賑やかだ。
先生、きょうはこれかけてくださいと、A さんが八代亜紀のジャズ版CDを持ってきてくれた。以前聴いたときには、どうもあんまりなーって感じだったけど、こうしてじっくり聴くとなかなか雰囲気があっていい。きょうは4回もかけて聴いた。ありがとう。
ムッシュ( )は参院選のことを話してくれた。アベノミクスこのままでは困る。もっとどんどん進めてくれなきゃ困るんだと。安保法反対だと言っている人たちがいるがとんでもない。世界がこんな危険な状況の時だからと。沖縄問題は沖縄の地理的な運命でしょうがないのだ、と息巻いていたな。
ムッシュH は午後の時間が終わって、(ここで絵を描いていることが)”とてもいい時間を過ごせた”と喜んで帰られた。Hさんはいつもそう嬉しそうに、そう言葉を残して帰られる。うれしいことだ。
マダムNが中国に行ってきました、と北京郊外の風景を描いていました。いつもは小1時間描くと、”もう描けない”と呟いてぶらぶらするのだがきょうは集中していたな。短期集中型の描き手だな彼女は。
マダムH は最近雰囲気のあるいい絵を描いていると思う。日展の入選歴がある人だから当然かもしれないが、最近特にいい。これからが楽しみだなー。
すっかりお孫さんをモデルにした絵を描いているマダムS。3人のお孫さんへのばーばの想いがつたわってくる。小生などいつか描こうと思っていながらも、どんどん成長していく、その美しさと、逞しさに見惚れ、戸惑い、いまだに描いていない。Sさんをうらやましく思う。そのうちにな、と思っているのだが。
午後50年前の卒業生Y君がアトリエ見学だと言って訪ねてきた。卒業後渡米し長年にわたってすし店ではたらいていた経歴がある。いまその経験を活かしてビジネスホテルで会話や・料理など、とても重宝ははたらきで歓迎されているようだ。ブログを見ていて、センセが少し弱気になっているようだからといって、きょう様子見しながら檄を飛ばしに来てくれたのだ。ありがたいことだなー。