北沢洋子さんが亡くなったという記事が朝刊に大きく出ていた。はじめの出会いは
現役のころ彼女の著書を読んでこころに残ったこと。銀座での個展の時に義兄が
友人だと紹介してくれたのが北沢洋子さんのご主人だったこと。後日個展会場に奥
様の洋子さんが来てくれ、半日近くゆっくりと観ていかれたときこのこと。ご主人が亡
くなられてご家庭にお悔みに行った時のこと、などなど因縁浅からぬ方の死である。
女性の人権や地位向上のための運動やアジアの貧困問題、平和委員会の会長など
たくさんの貴重な働きをされてきたことが紹介されていた。青年教師だったころ北沢
さんの著書をん読んだことを話すと喜んで聞いてくれていたことを思い出す。8号の
チュイルリー公園の噴水を描いた絵を買っていただいた方でもある。83歳の死はま
だ早い。ご冥福を祈ります。ありがとうございました。
あす海老名への出陣がある。どんなものになるかできる限りのことをしよう。
あたらしい水性絵具アキーレを試してみる。違和感なしだが乾きが遅いか。乾燥時
の発色を見てみたい。健康問題の解消。汚れの解消など優れものかもしれない。
フランスではバカンスが始まっているだろう。太陽を求めて南下が始まるのだ。
プラージュ(セーヌ河畔がビーチになる)も始まるか。バカンスのない人のバカンスも。