アトリエのNさんは桜の花のような明るさを周囲に振りまいてくれる。
アトリエに入ってくるなり”お花見だよ~”と持参したワインのボトル
を振りかざす。手渡されたワインのボトルを見るとなんとフランスは
ブルゴーニュ、オスビス・ボーヌの2004年物ではないか。”Nさん!
このワインどんなだかわかってんの”とセンセ。”貰いものだし、うち
飲まないからわからない”とNさん。いかにもワイン通をひけらかして
センセいわく。ラベルのここ見てごらんよとプルミエール・クリュと書い
てある文字を指さす。”一番上の等級は「グラン・プルミエール・クリュ」、
って言って、グランは大きなでしょ、プルミエールははじめの1番って
ことで、クリュは等級という意味なんだ”。で次がこれ「プルミエール・
クリュ」、そしてつぎはただの「クリュ」。ここまでが上等なワインという
ランク付けになってるんだ”と。それ以降はクリュがつかない普通の
ワインってことになるんんだよ」”とセンセ。
これもったいないからとっておこうとまよったのだが・・・さっそく非常階
段の踊り場に花見の席が。おりよく花はよし、酒はよしで盛り上がった
のでした。勢いに乗った面々は街に繰り出し、センセいきつけのスナ
ックまで行ってしまいました。
ワインのなんと美味しかったこと・・・・”メルシーボクー~”Nさん!!