年の瀬は喪中のお葉書を見るたびに寂しさを覚える。そして悲しい災害や事故が起きる
ことが多い。TVのないわが家では朝の新聞から出来事を知るのだが悲しい事故や災害
の記事のない日にはほっとした気持ちになる。そんな中うれしいお手紙を頂いた。
「今年もあと僅かを残すのみとなりました。先日はご来訪頂きまして嬉しい思い一杯でございました。お茶も差し上げずお帰り頂いてしまいあとで後悔をしきりに致してしまいました。
(中略)五十年の長い歳月お忘れなく頂いて本当に感謝の極みです。ご招待頂いた絵画展重厚で華やかな作品が溢れていてすっかり魅入りました。(中略)振り返ればあの頃大勢の生徒さん達に慕われていらした先生がよみがえり感慨にふけりました。バラの絵と共にいつまでも心に残したいと思います。(後略)」
「拝啓 歳とともに 時の経つのがはやく 感じられて・・・・ 気がつけば あわただしい年の瀬に歳だなんて云うと まだまだ早いと云われるかな 先生のご活躍ぶりブログで垣間見させていただいております 人生はこうして”謳歌”するんだぞといい見
本を示されながらも なかなか・・・・思うようにいかず相変わらずのケ・セラ・セラ なるようになるさと開き直っても成りようがない その場凌ぎではブログの”田園調布” のくだりを見て 悪い? 担任教師の 下宿を思い出しました 洗面器を 鍋代わりに 鳥の水炊きを作らされた事も そういえば あの部屋にも バラの絵画が 飾ってありましたね
ところで 田園調布から4駅で 我が ” 折鶴寿し ”のある下丸子駅 たしかことし2回目の田園調布 訪問でしたよね ちょっと ひがんでます 次には ぜひ・・・・ 自家製の”からすみ”を送ります 薄くそぎりにして 酒のつまみに また おろし金でおろして 白身の刺身
パスタに和えても味わいです これからが 冬本番 無理せず ご自愛ください 敬具 」
マサキ ・ ルミコ
期せずして同じ日に田園調布の下宿にかかわる、うれしいお手紙が2通届いた。上の1通は50年前に下宿させていただいていた時の大家さんの奥様からのもの。下のもう1通はそこの下宿によく遊びに出入りしていた時の生徒ご夫妻からのもの。クラスメイトである。よく頑張ってここまで来たな。近いうち下丸子にいくぞ。