アトリエには新聞もないしTVもないから知らなかったが家に帰って新聞見たらびっくりした。12号台風で死者不明者を合わせると100名という人的被害が。3.11の大震災を経験したわたし達だがどうしてまたこんなに多くの犠牲者が出るのか。かなりの用心をしただろうがそれでも防ぎきれない原因は何か。のろのろ台風で想像を絶する雨量があったからなのか。どうして土砂災害が発生するのか。なぜ河川が決壊するのか、用心していても防ぎきれないのは・・・・・なぜ???
水の威力の凄さは結構体験している。新米教員だった頃遠足で中津川に行ったときである。子どもたちと3人で手をつないで川に入った。水深はひざ小僧くらいだったが川の中ほどで立往生。流れが急で水圧と子どもたちを抱えて大きな抵抗を受けた。なんとか切り抜けたが川の流れで目がまわり怖かった。いまでもその怖さは忘れられない。ましてや5階の建物をも飲み込む高さの大津波など人間なんて蟻ころ同様だろう。その凄まじさは想像も絶するものだろう。河川の氾濫といっても腰ほどの深さでも流れによっては抵抗しきれなくもっていかれてしまうだろう。
森林の伐採で地盤が緩み土砂崩れをおこしやすくなっていることは確かだろうし、樹木が吸収してくれる水分の量もばかにはできないだろう。田畑が減少し道路や生活様式がコンクリート化し水をを吸収できないでいるから河川に流れ込む量も多いのだろうか。それにしても亡くなった方には気の毒である。みなさんもくれぐれもご注意下さい。
(オカリナを吹く少年)”もろこしを食べてるのではありませんよ”