いつ見てもぼくの足の爪はかわいそうだと思う。
親指の爪はもう生えてこないだけでなく色ずみ途中から割れだしてしまう。
酷使したからなあ。足のお見合いをしたら絶対お嫁さんこないなといわれた
こともある。
はじめはスキー靴で、そしてマラソンで。大会に出るたびにあしの爪は全部と
いっていいくらいだめになる。足の指に力を入れるのだろう。爪の下に血豆が
できてそして死んでしまう。以前は爪がとれるころにはもうその下に新しい爪が
準備されていて古い爪を剥がすのが結構愉しくて。もう何回生え変わっただろ
うか。そのうちに新しい爪が出来ないうちにまたやってしまうからもう爪も生える
のが嫌みたいでいいかげんになり出して・・・・。
もう嫁さんこなくても自分の足だから可愛いと思う。
オリンピックのスキーやスケートを見ていて選手たちもそうかなーとそう思った。
(トスカーナ)
(トスカーナ・糸杉)